小さかったころのわたくしは父の『金魚のフン』と呼ばれていたようでございます。
親戚が集まるところでわたくしの幼少期の話になると
「金魚のフン見たいだったのよ。」とか「お父さんのこと大好きで、いつもそばを離れなかったのよ。」
など何度も聞かされて来た話でございます。
記憶にあまりないわたくしは「そうだったのかなぁ~」と半信半疑。
しかしながら、まぎれもない証拠写真が。。。
いつ、どこで、誰の手によって撮影された物なのか撮影者不明のこの写真。アルバムに貼られることなく挟まっていたのを偶然にも先日の投稿ネタを探していた際に発見したのでございます。
どこへ行っても撮影者はいつも父でございましたゆえ、父との何気ないこのような写真はあまり他に見た事がございません。
若かりし父の面影。わたくしのお気に入りだったタオル地のワンピース。
ま・さ・し・く これは父とわたくし。
ま・さ・し・く 『金魚のフン』 でございます。。。
やはり、親戚の方々がおっしゃられているように
わたくしは父の事が大好きで、いつも父の後ろを 『金魚のフン』 かのように歩く、かわいらしい女の子だったようでございます。
何気ない思い出との出会いに感謝でございます。 Sato